冬のキャンプを楽しむなら、ぜひ「薪ストーブ」を検討してみてください。薪ストーブは、テント内を暖め、冬の寒さを忘れさせてくれるキャンプギアです。テントの中で使用する際には、寒さの厳しい夜でも南国のような温かさを感じられます。
冬キャンプを楽しむ人には欠かせないアイテムですが、重くて大きいイメージがあるため、バイクでの持ち運びは難しいと感じている方もいるかもしれません。しかし、調べてみると、実はバイクでも運べるコンパクトな薪ストーブが多く存在します。今回は、バイクツーリングにもぴったりな、持ち運びが簡単な薪ストーブをいくつかご紹介します。
薪ストーブのメリットとは?
薪ストーブを使うメリットはいくつかあります。例えば、体の芯から暖まることができ、煙突付きのため、テント内に煙がこもりにくく、衣服やギアにススがつく心配も少なくなります。また、薪ストーブの上で簡単な調理も可能です。さらに、燃える薪の炎を見ているだけでリラックスでき、キャンプの雰囲気を一層楽しめるでしょう。
テント内での薪ストーブ使用についての注意
テント内で薪ストーブを使う際には、一酸化炭素中毒や火災のリスクがあるため、使用には十分な知識と準備が必要です。自己責任で使用し、事前にしっかりと対策をしましょう。
コンパクトな薪ストーブを選ぶポイント
バイクで持ち運べる薪ストーブを選ぶ際に考慮すべきは、サイズと重量です。例えば、横幅40cm以下、重量5kg以下のものがバイクでの運搬に適しています。薪の長さが日本では平均36cmのため、それに合わせて40cm以上の長さは必要ありません。
また、軽量テントや他のキャンプギアとの兼ね合いを考え、総重量が5kg以内に収まるような製品を選ぶと良いでしょう。
バイクでも持ち運べる薪ストーブ6選
1. POMOLY T-Blick
POMOLYは、新進気鋭のアウトドアブランドで、質の高い薪ストーブを提供しています。最新モデル「T-Blick」は、組み立て時のサイズが390×200×285mmで、収納時には80mmの厚さまでコンパクトになります。重さは3kgで、素材には耐久性のあるチタンを使用。薪を切らずにそのまま使える奥行きが魅力ですが、巻き煙突の組み立てには少し慣れが必要です。
2. POMOLY TIMBER
「TIMBER」は2.3kgの軽量薪ストーブで、組み立てサイズは380×200×300mm。サイドと正面にガラス窓があり、燃えている薪の様子を楽しむことができます。軽量さを追求しているため、耐久性にやや注意が必要ですが、コンパクトで持ち運びやすい点が魅力です。
3. テンマクデザイン チタンストーブ
日本のアウトドアメーカーとWINNERWELLのコラボモデルで、煙突込みでわずか2.1kgと軽量。奥行き39cmで、薪をそのまま入れられます。組み立てが簡単なのもポイントですが、巻き煙突の取り扱いには練習が必要です。
4. DANCHEL OUTDOOR 薪ストーブ
コスパに優れたDANCHEL OUTDOORの薪ストーブは、約3.0kgで価格も19,999円と手頃。ステンレス製で、正面とサイドに窓があり、組み立ても簡単です。ただし、熱による歪みが起きやすい点があるため、扱いには注意が必要です。
5. TG-Works ツーリングストーブ-H
収納時の薄さ7mmというコンパクトさが魅力の「ツーリングストーブ-H」は、バイクでの持ち運びにも最適です。重さは約3.3kgで、組み立てが少し複雑ですが、焚火台としても使用可能です。薪ストーブとしても焚火台としても使えるため、一台で二役をこなす優れものです。
6. 笑’s easy 400
笑’sの「easy 400」は、収納時のサイズと信頼性が高いモデルです。約3.0kgの本体と、追加で1.5mの煙突があり、合計重量は約5kgになります。複数の煙突オプションから選べるので、自分のキャンプスタイルに合わせてカスタマイズできます。
選び方のポイント
薪ストーブ選びでは、以下の点に注意しましょう。
・軽さ重視ならチタン製
・ コスパ重視ならステンレス製
・ 炉内の様子が見える窓付きかどうか
・薪をそのまま入れられるサイズか
軽さを優先するならばチタン製が、価格を重視するならばステンレス製が適しています。どちらの選択肢もそれぞれのメリットがあるため、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。また、薪ストーブの窓があると、炎を楽しみながらリラックスできるので、雰囲気も大切にしたい方にはおすすめです。
バイクでの冬キャンプに薪ストーブを!
冬のツーリングキャンプは寒さがネックですが、薪ストーブを使うことで、冬キャンプの可能性が一層広がります。ただし、薪ストーブの使用にはリスクも伴うため、しっかりとした知識と準備が必要です。
今回の情報が、あなたの薪ストーブ選びの参考になれば幸いです。